瀬戸高校のSDGs学習を本学教職員が支援

10月2日、岡山県立瀬戸高等学校が行うSDGs学習で、本学地域総合研究センターの吉川幸実践型教育プランナーと大学院ヘルスシステム統合科学研究科の青尾謙副理事が講師として参加しました。

同校では、1年次には地域の課題を知り、自分事として問いを見つけて探求する活動を実施。2年次にはSDGsを通して地域の課題がグローバルな課題にもつながっていることを学び、よりよい社会の実現と、よりよく生きる力を身につけることを目標としています。

「秋のセト☆トーク」と題して開催。開会にあたり瀬戸高校の乙部校長があいさつし、地域企業の代表や自治体職員、学校教育関係者が生徒と意見交換を行いました。その後、1年生は地域の方々と座談会形式で地域課題について議論し、研究テーマを見つけるための情報収集を行いました、2年生は昨年度の取り組みを1年生に紹介したのち、今年度の取り組みの中間発表を行いました。

参加者全員が集合した全体セッションでは、2年生による代表発表が行われ、本学の吉川プランナーがコメンテーターとして登壇、生徒の発案した企画書への質問や意見をSDGsの視点から述べました。

閉会行事では、文部科学省研究開発課の木村直人企画課長と、本学の青尾副理事が批評を行いました。青尾副理事は「全校を挙げて行っている素晴らしい取り組みで、生徒の中に問題意識が芽生えていることが伝わってきた。学校が行政、企業などを含めた地域のつながりの原点になっており、本学としても引き続き連携していきたい」と述べました。

本学では、SDGsを共通言語とするさまざまな地域活動を引き続き支援していく予定です。