「国際インターンシップ」成果報告会を開催

本学は11月29日、「国際インターンシップ」成果報告会を津島キャンパスで開催しました。

「国際インターンシップ」は、本学の実践型社会連携授業の一つとして開講している科目です。4回目となる今年度は法学部、経済学部、環境理工学部、工学部、農学部、グローバル・ディスカバリー・プログラムの学生計7人と、大学院環境生命科学研究科の2研究室が参加。就業実習は県内の林業や林産業に携わる企業。2自治体の協力を得て行いました。また、本授業と同時に開催しているカナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)のCo-opプログラム「Co-op in Okayama」で参加した学生2人も、本学の学生と寝食を共にしながら1か月間にわたる実習を行いました。

成果報告会には本学学生や受け入れ企業、自治体、研究室の関係者など約50人が参加。学生たちは就業内容やUBC生との共同生活からの学びや気づきなどをもとに、産業としての林業、林産業を知るだけではなく、社会人として働く将来の姿を想像したり、その際の問題点について考えたりしたことを報告しました。「留学などを通してさらに視野を広げたい」と話す学生もおり、今後の大学での学びへ、この体験をどのように活かしていくのかを報告しました。参加者からは熱心に質問が寄せられたほか、報告に対してのコメントやアドバイスもありました。

企業関係者からは「就業現場だけではなく日常的によいコミュニケーションがあった」、「大学での専門分野を活かしてさらに学びを深めてほしい」などの声が挙がりました。

本学は、世界で活躍できる「実践人」の育成を目指し、今後も実践型社会連携教育プログラムの構築を進めていきます。