プロンポン駅の目の前にそびえる「エンポリアム」は、バンコクの高級モールの代名詞ともいえる存在です。ルイ・ヴィトンやカルティエといったハイブランドから、フードコート、映画館まで揃っているため、初めて訪れる人ほど「結局どこから見ればいいの?」と迷いやすいスポットでもあります。
この記事では、エンポリアムの営業時間や住所などの基本情報から、BTS・タクシー・Grabを使った行き方の比較、B階から5階までのフロアマップ、フードコートやグルメマーケットの楽しみ方、館内にある映画館「Emprivé Cineclub」の特徴まで、旅行前に気になるポイントをまとめて解説します。
「営業時間は何時まで?」「フロアマップはどうなっている?」「映画館やフードコートはどのフロアにある?」といった疑問を持つ人も多いでしょう。
今回は、エンポリアムの営業時間やフロアマップ、行き方、映画館、フードコートについて詳しく紹介します。
エンポリアムとは?バンコクを代表する高級モールの魅力
1997年開業、The Mall Groupが運営する老舗モール
エンポリアムは1997年に開業した、バンコクでも最も歴史のある高級ショッピングモールのひとつです。タイ国内で複数の商業施設を展開するThe Mall Groupが運営しており、後にオープンしたエムクオーティエやエムスフィアと合わせて「EM District」と呼ばれるエリアを形成しています。
3つの施設はスカイウォークでつながっているため、実際には一つの街のように回遊しながら買い物や食事を楽しむ人がほとんどです。
エムクオーティエ・エムスフィアとの違い
エムクオーティエは吹き抜けの螺旋状の構造や屋上レストランが特徴で、若い世代やインスタ映えを意識した観光客に人気があります。一方でエンポリアムは、落ち着いたレイアウトと歩きやすいフロア構成が特徴で、じっくりショッピングを楽しみたい人や、駐在員・在住者からの支持が厚い施設です。
初めてこのエリアを訪れる場合は、まずエンポリアムで全体の雰囲気をつかんでから、エムクオーティエへ足を延ばすと効率よく回れます。
落ち着いた雰囲気とコンパクトな回遊性
エンポリアムはB階から5階までの8フロア構成で、大型モールにありがちな迷いやすさが少なく、初めて訪れる旅行者でも比較的分かりやすい造りになっています。館内にはハイブランドだけでなく、日本ブランドの店舗やカフェも多く入っており、暑い時間帯の休憩場所としても活用しやすいのが特徴です。
エンポリアムの営業時間と基本情報
エンポリアムは施設のゾーンによって営業時間が異なります。訪問前に必ず確認しておきたい基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 622 Sukhumvit Road, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok |
| 営業時間(ショッピングフロア) | 毎日10:00〜22:00前後 |
| 最寄駅 | BTSスクンビット線 プロンポン駅 |
| 電話番号 | 0-2269-1000 |
| 公式サイト | emporium.co.th |
営業時間は年末年始やクリスマスシーズンなどに延長されることがあり、過去には12月20日から1月31日にかけて閉店時間が23時まで延びた実績もあります。逆に旧正月や国王誕生日などタイの祝日には、営業時間が変更される場合もあるため、訪問前に公式サイトやSNSで最新情報を確認しておくと安心です。
なお、フードコートやグルメマーケットなど一部の店舗は、ショッピングフロアとは異なる時間帯で営業していることがあります。目当ての店舗がある場合は、個別に営業時間をチェックしておくとスムーズです。
エンポリアムへの行き方・アクセス方法を比較
エンポリアムはBTSプロンポン駅の2番出口から直結しており、バンコク市内でも屈指のアクセスの良さを誇ります。移動手段ごとの特徴を比較してみましょう。
| 行き方 | 所要時間の目安 | メリット | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| BTS(プロンポン駅) | 駅から徒歩約1分 | 渋滞の影響を受けない | 初めての旅行者・時間を有効活用したい人 |
| タクシー | 交通状況により変動 | 荷物が多くても移動が楽 | 大きな荷物がある人・小さな子連れ |
| Grab(配車アプリ) | 交通状況により変動 | 料金が事前に分かる、言葉の心配が少ない | 英語やタイ語に不安がある人 |
| 自家用車 | 駐車場利用 | 自由なタイミングで移動できる | 郊外から車で来る人 |
バンコクの道路は夕方以降に渋滞しやすく、タクシーやGrabでの移動は想定より時間がかかることがあります。特に初めてタイを訪れる場合は、渋滞に左右されないBTSでのアクセスが最もスムーズです。
BTSプロンポン駅の2番出口を出ると、エンポリアムへ入る入口が左右に分かれています。左側の入口からは1階フロア、右側の入口からはM階フロアへそれぞれつながっているため、目的の売り場に応じて入口を選ぶと移動がスムーズになります。
タクシーやGrabを利用する場合は、正面玄関のG階側に乗降スペースが設けられています。週末やイベント開催時は乗り場が混み合うことがあるため、少し時間に余裕を持って配車をリクエストするとよいでしょう。
エンポリアムのフロアマップ・フロアガイド完全版
エンポリアムはB階(地下駐車場)から5階(映画館)までの8フロアで構成されています。フロアごとの主な内容を一覧にまとめました。
| フロア | 主な内容 |
|---|---|
| 5階 | 映画館「Emprivé Cineclub」 |
| 4階 | フードコート・レストラン・生活雑貨 |
| 3階 | 家電・IT機器・文房具・子供用品 |
| 2階 | スポーツウェア・ゴルフ用品 |
| 1階 | ファッションブランド |
| M階 | 化粧品・ファッション・時計・ジュエリー |
| G階 | カフェ・ファッション・時計・ジュエリー |
| B階 | 駐車場 |
このように、下層階はファッションや雑貨、上層階に行くほど飲食やエンターテインメント施設が集まる構成になっています。初めて訪れる場合は、G階またはM階からスタートし、上層階へ向かいながら見て回ると、フロアの雰囲気の違いを自然に楽しめます。
G階には正面玄関があり、地上からモールへ入る際はこのフロアが基本の入口になります。カフェも点在しているため、観光の合間に一息つきたいときにも便利です。M階とG階はどちらもBTSプロンポン駅と直結しており、雨の日でも濡れずに館内へ入れる点も旅行者にとって大きなメリットです。
3階には「Power Mall」と呼ばれる家電量販店が入っており、変圧器やSIMカード、モバイルバッテリーなど旅行中に役立つアイテムを探すのにも重宝します。子供用品を扱う店舗も同じフロアにまとまっているため、子連れの旅行者にも利用しやすい構成です。
なお、エンポリアムとエムクオーティエは4階部分のスカイウォークでつながっています。両施設を一日で回りたい場合は、4階から移動すると迷わずに行き来できます。
エンポリアムのフードコート・グルメ情報
エンポリアムのグルメスポットは主に4階に集中しており、フードコートからレストラン、地下の高級スーパーまで幅広い選択肢があります。
| スポット | 場所 | 特徴 | 価格帯の目安 |
|---|---|---|---|
| フードコート | 4階 | タイ料理から各国料理まで多彩な屋台形式の店舗が並ぶ | 1食70〜150バーツ前後 |
| レストランフロア | 4階 | 落ち着いた雰囲気で食事ができる専門店が中心 | 1食300バーツ〜 |
| グルメマーケット(スーパー) | 地下・4階 | 輸入食材やお土産菓子、デリが充実 | 商品による |
4階のフードコートは「エンポリアム・フードホール」と呼ばれ、タイ料理の定番であるガパオライスやカオマンガイのほか、チェンマイの郷土料理カオソーイを扱う店舗など、地方色のあるメニューも楽しめるのが特徴です。支払いはプリペイドカード方式を採用している店舗が多く、先に専用カードへチャージしてから利用する仕組みになっている場合があります。
短時間でリーズナブルに食事を済ませたいなら、フードコートが最も使い勝手がよい選択肢です。一方で、少し腰を落ち着けて食事を楽しみたい場合や、接待・記念日などの利用であれば、同じ4階にあるレストランフロアの専門店を選ぶと満足度が高くなります。
グルメマーケットは高級スーパーとして知られ、日本の食材やワイン、デリカテッセンなど輸入品が充実しています。バンコク在住の日本人からも日常的に利用されている店舗で、ホテルの部屋で楽しむお酒やおつまみ、帰国前のばらまき土産探しにも向いています。
エンポリアムの映画館「Emprivé Cineclub」を解説
エンポリアムの5階には、SF系列が運営する高級シネマ「Emprivé Cineclub」が入っています。ラグジュアリーな内装と快適なシートが特徴で、記念日やゆったりとした映画鑑賞を楽しみたい人に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | エンポリアム5階(4階フードホール奥のエスカレーターからアクセス) |
| 運営会社 | SFグループ |
| チケット料金の目安 | 300バーツ前後〜(座席タイプにより変動) |
| 予約方法 | チケットカウンター・館内の発券機・SF Showtimes in Handアプリ |
Emprivé Cineclubは大使館通りにあるラグジュアリーシネマと肩を並べる快適さを持ちながら、比較的リーズナブルな料金で利用できる点が魅力です。座席はゆとりのあるリクライニングタイプが中心で、混雑を避けたい場合は平日や昼間の上映回を選ぶと落ち着いて鑑賞できます。
週末や祝日は座席が埋まりやすいため、事前にアプリやカウンターでチケットを確保しておくと安心です。日本語字幕の有無や上映スケジュールは変更されることがあるため、訪問前に公式サイトやアプリで最新情報を確認してください。
知って得する現地情報
館内で困らないために、知っておくと便利な情報をまとめました。
ATM・両替
G階やM階を中心に複数の銀行ATMが設置されています。海外発行のカードで引き出す場合、日本のカードでは1回あたり手数料がかかることが多いため、こまめに引き出すより、まとめて現金を用意しておく方が手数料を抑えられます。両替カウンターも館内にあるため、レートを比較してから利用すると安心です。
Wi-Fi
館内の主要エリアでは無料Wi-Fiが利用できます。通信速度は時間帯によって変動するため、大容量のデータ通信が必要な場合は、あらかじめSIMカードやモバイルWi-Fiを用意しておくと安心です。
トイレ・ベビールーム
各フロアに清潔なトイレが設置されており、子連れ旅行者向けにベビールームやおむつ交換スペースも用意されています。買い物中に急な用事ができても対応しやすい環境が整っています。
喫煙所・コンセント
館内は基本的に禁煙で、指定された喫煙スペースのみ利用可能です。カフェエリアの一部にはコンセントを備えた席もあるため、スマートフォンの充電が必要なときに活用できます。
エンポリアムを効率よく回るモデルコース
限られた滞在時間でエンポリアムを楽しみたい人向けに、シーン別のモデルコースを紹介します。
| コース | 所要時間の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 半日満喫コース | 約3〜4時間 | 買い物と食事の両方を楽しみたい人 |
| 雨の日コース | 約2〜3時間 | 屋内で快適に過ごしたい人 |
| 子連れコース | 約2時間 | 家族での短時間観光に |
半日満喫コースでは、まずG階・M階でハイブランドの雰囲気を楽しんだあと、3階で家電や雑貨をチェックし、4階のフードコートで昼食、そのままエムクオーティエへスカイウォークで移動するという流れがスムーズです。
雨の日は、屋外へ出ずに買い物から食事、映画鑑賞までまとめて完結できる点がエンポリアムの強みです。スコールが心配な日は、あえてこの施設を軸に一日のプランを組んでみるのもよいでしょう。
子連れの場合は、3階の子供用品売り場を起点に、4階のフードコートで食事を済ませ、混雑する前の午前中に切り上げるプランが負担になりにくくおすすめです。
こんな人におすすめ
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてのタイ旅行 | ★★★★★ | BTS直結でアクセスしやすく、迷いにくい構成 |
| 子連れ | ★★★★☆ | ベビールームなど設備は整っているが混雑時間は要注意 |
| 一人旅・在住者向け | ★★★★★ | 落ち着いた雰囲気でゆっくり買い物や食事を楽しめる |
| 雨の日の観光 | ★★★★★ | 屋内で買い物・食事・映画まで完結できる |
まとめ
いかがでしたか。この記事では、エンポリアムの営業時間やフロアマップ、行き方、映画館、フードコートについて詳しく紹介しました。
エンポリアムはBTSプロンポン駅から徒歩約1分という好立地にあり、初めてのタイ旅行でも迷いにくい高級モールです。B階から5階までのフロアは、下層階にファッション、上層階に飲食・エンターテインメントが集まる分かりやすい構成になっているため、目的に合わせてフロアを選べば効率よく回れます。
雨の日は屋内で買い物からフードコート、映画鑑賞まで一通り楽しめるため、天候に左右されない観光スポットとしても活用しやすいでしょう。営業時間や映画のスケジュールは時期によって変更されることがあるため、訪問前には公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
ぜひこの記事を参考に、自分の旅行スタイルに合わせたプランでエンポリアムを訪れてみてください。