【留学生のまちづくり】三朝温泉「花湯まつり陣所大綱引き」参加(鳥取県東伯郡三朝町)

2016年5月3日~4日にかけて、留学生7名、日本人学生1名が三朝温泉の花湯まつりに参加しました。ドイツ、アメリカ、カナダ、インドネシア、英国、オーストラリアからの学生たちが岡山大学の三朝宿泊所に滞在し、120年前から伝わる国の重要無形民俗文化指定の「陣所(大綱引き)」の準備から本番までを体験しました。藤かずらを使って、全長約80メートル・総重量2トン・胴回り1.5メートルにもなる巨大な綱を一日かけて、地域の方々と一緒に編み上げていきました。夜になり、盛大な花火を見た後、いよいよ陣所が始まりました。地元の人々と観光客(多くの外国人の姿も見られました)が一緒に東西に分かれて綱を引き合い、豊作か商売繁盛か(東が勝てば豊作、西が勝てば商売繁盛)を占います。留学生たちには日本の伝統や文化を肌で感じることができる体験となりました。その他にも三朝の町を散策したり岡山大学惑星物質研究所を見学したりと充実した3日でした。