【岡山大学まちなかキャンパス】『子どものこころが育つ楽しい孫育て』

講師:長谷川喜久美(はせ川助産院)、大井伸子(岡山大学大学院保健学研究科生育看護学・准教授)

場所:城下ステーション

参加者:18名(女性のみ)

2017年3月16日(木)の13時半~15時半にかけて、岡山大学まちなかキャンパス『子どものこころが育つ楽しい孫育て』を行った。

近年の超少子高齢社会において、祖父母が子世代の育児(孫育て)に積極的に関与する重要性が高まっている。参加者は、まず、配布された「孫育てBook」に沿って、今と昔の妊娠・出産、子育てなどの状況の違いについて説明を受け、子育てにおける祖父母の役割のポイントを学んだ。次に、人形を使って、赤ちゃんの抱き方、授乳後のげっぷのさせ方、おむつ交換を練習した。最後に、参加者から講習会の感想やコメント、質問をいただいた。

参加者の多くが、孫が生まれて孫育てに奮闘していること、その中で自分の(孫の)育て方が間違っていないかなどの不安を抱えていることが分かった。現代においては、インターネットやSNSなど様々な情報があふれており、便利になった反面、正しい情報を自分で取捨選択する必要がある。高齢者が子育てに積極的に関わりを持つためには、このように身近で出産・子育ての専門家から話を聞くような場が求められていることを実感した。