【おかやま地域発展協議体】空家対策で産官学が「おかやま空家対策研究会」を発足

岡山大学や、岡山市、倉敷市、金融機関など産官学で地域の課題解決に取り組む「おかやま地域発展協議体」(事務局:岡山大)は8月17日、空家対策や利活用を協議する「おかやま空家対策研究会」を発足。同日、初会合を岡山大学創立五十周年記念館で開催しました。

研究会では、岡山市政策局政策企画課長が発足の経緯について説明、その後、研究会の監事を務める岡山市・倉敷市・岡山大学を代表して、本学氏原岳人大学院環境生命科学研究科准教授があいさつしました。また、氏原准教授が独自の調査結果をもとにした報告や今後の議論の方向性について話し合いました。

今後さらに議論を深め、年度内をめどに市街地における空家対策の方向性を確定し、利活用や促進するビジネスモデルの検討や、ビジネスモデルの運用に必要な支援策や規制緩和の検討を進めていきます。

本研究会は、7月7日に開催された「おかやま地域発展協議体」の第4回委員会にて、岡山市・倉敷市からの提案に基づき、同協議体の専門委員会として発足が認められました。