「国際インターンシップ成果発表会」を開催

本学は11月30日、「国際インターンシップ成果発表会」を本学津島キャンパス中央図書館で開催しました。

9月3日から始まった「国際インターンシップ」プログラムには、経済学部、法学部、文学部、環境理工学部、工学部、農学部、大学院環境生命科学研究科14人が参加。県内の林業や林産業に携わる企業や研究室でインターンシップを行いました。また、本プログラムと同時に実施しているカナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)のCo-opプログラム「Co-op in Okayama」で参加した学生2人も、本学の学生と寝食を共にしながら3か月間にわたる実習を行いました。

成果発表会には、許南浩理事・副学長(教育担当)、荒木理事・副学長(社会・国際担当)、受け入れ企業・機関の関係者、自治体関係者ら約50人が参加。本学の学生14人は「国際インターンシップ」で行った業務内容を報告し自身の参加目的や現場で学んだことの成果について発表しました。

学生ー人ひとりが、林業や木と共生する文化についての理解や気づき、英語によるコミュニケーションの苦労や工夫について報告。UBCの学生2人は、「 Co-op in Okayama」の内容を報告するとともに、自身の気づきやカナダの林業・林産業との違い、日本の林業・林産業への提案、今後の課題などを発表しました。参加者からは熱心に質問が寄せられ、受け入れ企業・機関からは発表に対してのコメントやアドバイスがありました。

荒木理事は、「このプログラムは大学教育のあり方を考えるきっかけになった。受け入れ企業の指導のもとで林業・林産業を経験し、理論的な理解と体験的な理解を得た学生を世に送り出す意義を感じる」と総括しました。

本学は、世界で活躍できる「実践人」の育成を目指し、今後も実践型教育プログラムの構築を進めていきます。